ピックアップ!
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726.1/アル
アルフィ∥作 ころから 2024年同居人だった相手が、恋愛対象になって戸惑っているジュヒとスヒョン。2人が友達の飲み会にいくと、ジュヒの元カノが・・・。
オムニバスの同性の恋愛コミックです、と言われなければ、それに意味を持たせることもなく、普通の恋愛のコミックであるといえます。 どうしても、異性か同性かで意味を持たせてしまうことの不自由さを本書で読み取ることができます。 -
GF/E
リナ・シン∥文、マリアンヌ・フェラー∥絵 光村教育図書 2021年インドのある村の村長さんは、村に残っている古い習慣を変えようと、村の1人ひとりに工場が自然を壊していること、男の子と女の子を平等に扱うために村に女の子が生まれたら111本の木を植えることを伝えます。女の子は幼い年齢で結婚させられ多額の持参金が発生するため、望まれていなかったのです。
女の子も男の子もみんな、尊い存在だと教えてくれます。 -
マリーケ・ビッグ 双葉社 2023年
490.2/ビッ古代から現代に至るまでの医学が、いかにして「男性の身体」を基準に構築されてきたかを明らかにします。家父長制が作りだした性差別により、女性の身体や痛みは「ヒステリー」や「通過儀礼」として扱われ、科学的根拠に基づかない偏見が医療の現場に根深く残っていることを、豊富な事例とともに描いています。 -
507.1/マル
カトリーン・キラス=マルサル 河出書房新社 2023年スーツケースにキャスターがついた理由や、電気自動車は女性のための自動車だったなど、発明や開発技術には、実はジェンダーが大きく関わっています。男性向け・女性向けなど、売り手側が勝手に決めた商品のコンセプトが、イノベーションとジェンダーの差を大きくしていると理解できます。 -
509.6/ジェン
小川眞里子ほか∥編著 明石書店 2024年ジェンダード・イノベーションという言葉を耳にすることが多くなりました。簡単にいうと、ジェンダーを科学と絡めて検証することです。
本書では、性別によるステレオタイプにとらわれず、科学技術や社会制度における性差の分析を通じて、より公平で創造的な社会を目指す「ジェンダード・イノベーション(GI)」の概念を紹介しています。 -
726.1/サイ
さいきまこ 現代書館 2024年1本の電話から教師が生徒に性暴力をふるっていた事実を知った養護教諭の莉生。生徒を守るために、勤務先の学校で今も続いている被害をくい止めようとしますが・・・。
加害者と被害者の間にある圧倒的な力の差やグルーミングの手口、周囲の対応が起こしてしまう二次被害など、スクールセクハラの構造をわかりやすく描いた作品。子どもを支援する立場の方におすすめです。 -
GF/E
伊藤孝恵∥作 松本えつを∥絵 三恵社 2024年はんなちゃんの夢は駄菓子屋さんか総理大臣になること。でも、女の子は総理大臣になれないと言われ、夜も眠れず考えこんでしまいます。すると、“いちかわハル”と名乗るおばあちゃんおばけが登場して・・・。
今を生きる子どもたちが、性別に関係なくなりたいものになれることを願って描かれた絵本です。 -
367.21/ワダ
和田靜香 左右社 2023年生きづらさを感じていた著者は、日本に男女同数議員=パリテの議会があることを知り、驚きます。その秘密を探るべく町を歩きまわり、議員や町の人に話を聞いて、見えてきた答えは・・・。
「個人的なことは政治的なこと」というフェミニズムのスローガンを実感する1冊です。 -
K314.1/ツジ
辻元清美 偕成社 2024年「男の子でも首相になれる?」これは、ドイツの小学生が当時のメルケル首相にした質問です。日本だったら本書のタイトルのような質問になりそうですね。
恥ずかしがり屋で泣き虫だった子ども時代から様々な活動を経て国会議員になった著者が、国会や政治、議員の仕事をわかりやすく説明します。議員という存在を身近に感じる1冊です。 -
314.1/アキ
秋山訓子 集英社 2025年静岡市議会にそれまでの3倍となる9人の女性議員が誕生したのは昨年のこと。地方政治だけでなく、国会や海外でも、政治の中で女性の存在が少しずつ大きくなっています。
日本で女性が参政権を得てから80年、今何が起きているのでしょうか。女性たちがどんなふうに政治を変えつつあるのか、なぜそれが起きているのかを探ります。 -
726.1/モリ
森下えみこ 日本文芸社 2024年40歳の時に上京したえみ子(独身・45歳)はフリーランスのイラストレーターとして働いています。成功の秘訣は知らないけど、落ち込んだ時に元気になれる場所は知っている、そんなえみ子も老いを感じたり、更年期で悩んだり、気になっている人が結婚してショックを受けたり、宝塚にはまったり・・・。日常を描くコミックエッセイです。 -
GF/E
マット・デ・ラ・ペーニャ∥文 コリーナ・ルーケン∥絵 岩波書店 2023年今はブルーにとらわれ、ピンクを使うことをためらっている男の子は、大人になったら茶色が好きになるかもしれません。ダンスを踊るために生まれてきたような女の子は、やがてプログラマーになって世界のあり方を変えるかもしれません。
すべての子どもたちには、様々な可能性があることを伝える絵本です。













