ピックアップ!
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367.1/ウエ
上野千鶴子 NHK出版 2022年1960年代のウーマン・リブから、バックラッシュを経て現在はその真っ只中である第4波フェミニズムまで、日本のフェミニズムの歴史をコンパクトにまとめた1冊。第一人者である著者初の総合的な入門書です。
フェミニズムはなぜ生まれ、何を変え、何を変えられなかったのかがわかります。 -
726.1/トア
とあるアラ子 講談社 2022年~「ブス」と言われて学生時代にいじめられていた知子は、自分をいじめていた梨花が人気美容研究家になっていることを知ります。「美人」として生きている梨花に復讐しようと襲撃を試みますが、実は、「美人」であることに苦しんでいた梨花は、知子に対して違う感情を抱いていました。 -
GF/E
中脇初枝/再話 あずみ虫/絵 偕成社 2022年テピンギーは、新しい母親とふたりぐらしです。いじわるな母親は、おじいさんにたきぎを運んだ引き換えとして、テピンギーを渡すことを約束してしまいます。それを聞いていたテピンギーは友達に助けてもらい、連れて行かれずに済みます。
困難を乗り越え、幸せになれることを教えてくれます。 -
726.1/ トミ
トミヤマユキコ 左右社 2020年少女マンガの主人公は、所謂「かわいい」と表現される子が多いです。
本書は「ブサイク」とされる女の子の漫画を考察。
「ブサイク女子」も多様ですが、漫画の中でも必ず差別され、他者(親や姉妹)との比較によって、自己の存在意義に苦悩し続けます。結末がハッピーエンドとは限りません。 -
367.1/ゲン
青土社 2021年ルッキズムは、外見至上主義ということもあり容姿の差別として捉えますが、その差別の中に「障害を持っている」か、「ハーフ」か、そう見えるか見えないかの問題も発生します。
また、黒人女性スプリンターの「女性らしさ」に適合しないという判断からの差別等、ルッキズムの暴力性についても考察しています。 -
367.1/ジェ
シーラ・ジェフリーズ 慶應義塾大学出版会 2022年美への探究は、いつの時代も変わりなく続いていて、過激さを増しているように感じます。
ジェンダー格差として、さらに性的差異を極端にするものなのか、ルッキズムを重視する結果なのか。
どちらにしても、男性優位の立場を助長する、男性へのアピールと捉えるのが一般的だとしています。 -
726.1/シュ/1
schwinn KADOKAWA 2022年化粧をすると夫から、「みっともない」と言われてきたはな代。
夫亡き後、化粧品店を営む芳子と出会ってから、はな代は少しずつ自分自身に目を向け初め、記憶の中の夫にも反論できるようになっていきます。変わろうとしていくはな代の今後が楽しみです。 -
GF/E
サラ・オレアリー∥作 チィン・レン∥絵 あかね書房 2022年学校の先生に家族の話をするように言われ、悩んでしまった女の子。クラスメイトはいつまでも仲の良い両親のことや、親が同性カップルであること、1週間ずつ母親と父親と過ごしていることなどを話します。他の家族とは違うと思っていたけれど、それぞれみんな違っていて・・・。
どの家族も大切な家族であることが伝わってきます。 -
K367.1/オト
NHK Eテレ「u&i」制作班∥編 西田征史∥原作 ほるぷ出版 2022年アイがふと気づくと、そこは不思議な夢の世界。ぬいぐるみのシッチャカとメッチャカに促されて、アイは男の子だけどかわいいものや手芸が好きなことを打ち明けます。絵本を通して「男らしく」「女らしく」について考えます。 -
367.1/ハヤ
日経xwoman∥編 日経BP 2021年「君は女性なのに理論的で、できる人だね」「(男が)育休とって何するの?」など世の中に蔓延る駄言(ステレオタイプによって生まれたひどい発言)を紹介。駄言の生まれた背景や対処などについて考察します。駄言を集めた本が絶版になった時=ステレオタイプな発言がなくなった時と捉え、発行された辞典です。 -
367.1/セチ
瀬地山角、中村圭 秀和システム 2022年ジェンダーとは何かという基本的なことから、職場の現状と課題、結婚、性的マイノリティーなどをジェンダーの視点で解説。イラストやグラフも交えながら簡潔にまとめられており、ジェンダーが女性だけの問題ではないことがわかります。これから社会人になる人、ビジネスパーソン向けのジェンダー入門書です。 -
726.1/シン/1
新久千映 コアミックス 2022年夫を亡くしたばかりの72歳のミカコさん。孫に持たされたスマホで死んだ夫のアカウントに偶然つながってしまい・・・。
昼食中の独り言やうまくできた甘酒のことなど、毎日のあれこれを“ててててて・・・”と伝えるミカコさんの姿に、ひとりの老後も悪くないと思えるコミックです。