ピックアップ!
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761.1/マ
スーザン・マクレアリ∥著 新水社 1997年「フェミニン・エンディング」は女性終止の意であり、アクセントを与えられない終止形を指す音楽理論用語です。
本書では、オペラからクラシック、マドンナまでの音楽におけるフェミニズム論を説いています。
何世紀も前から、音楽にもジェンダーが潜んでいた事がわかります。 -
740.2/ナガ
長島有里枝∥著 大福書林 2020年「女の子写真」とは、1990年代の若手女性写真家による実践のことです。男性写真家がほとんどの業界で、この言葉の意味は説明しなくてもわかります。
2001年、著者を含めた3人は、木村伊兵衛写真賞を受賞します。「女の子写真家」が終わるきっかけでもありました。 -
704/ヤマ
山崎明子・藤木直実∥編著 青弓社 2018年表紙の裸婦写真はとてもインパクトがありますが、実は人形です。妊娠しないという矛盾に沿って制作した背景には、人形だから成立するというコンセプトがあります。
人間の妊婦ではなく、人形の妊婦を制作し、写真を撮るのはなぜか。作者の意図するものとジェンダーの関係を問います。 -
726.1/ウチ
内野こめこ イースト・プレス 2019年新しい上司は皇帝ペンギン!?
人間と同等の知性と感情を持った“知性動物”たちの会社に勤めることになったヒトのオス・田中。
軽率な発言から妊娠中の妻の地雷を踏みまくっている彼が、いろいろな動物たちの子育て事情を学び、妊娠や育児に対する考え方を改めていく姿を描きます。 -
GF/E
クエンティン・ブレイク 好学社 2002年ジョージとべラに届いた不思議な小包の中身は、小さなピンクの生き物“ザガズー”。
成長していくザガズーをいろんな生き物に例えて、子育ての苦労と楽しさをユーモアたっぷりに伝えます。
ラストの予想もしない大逆転もお楽しみに!
日々の子育てで疲れてしまった時におすすめの絵本です。 -
599.0/カワ
河内瞬 主婦の友社 2019年家事・育児の一番のストレスは、いかに大変かを配偶者がわかってくれないこと。 “子どもを部下にたとえてみた”シリーズを読めば、「自分はやっているほう」と思っている人もハッと気づくはず。
大変なのは仕事だけではないことが、すべての夫婦の共通認識となることを願います。 -
599/ヨシ
ヨシタケシンスケ 赤ちゃんとママ社 2017年“父になっての最初の仕事”や“パパとパパの距離”など、ヨシタケシンスケさんが自身の子育て体験を振り返って描いたエッセイ。
子育てにおける父親の脇役感を寂しく感じたり、一歩ひいて赤ちゃんの代弁をしたり、父親目線での育児に対する本音にクスッと笑えてきます。 -
599.0/ヤマ
山崎ナオコーラ 河出書房新社 2017年妊娠中に「母ではなくて、親になろう」と決めた著者。母親だから、と気負わなければ、世間で言われている「母親のつらさ」というものを味わわずに済むと言います。
女だから男だからといった固定観念に囚われず、親として子どもと一緒に楽しんで暮らしていこうとする姿に肩が軽くなるエッセイです。 -
599/メイ/1
田中久美子∥監修 宝島社 2018年眠らない子ども、毎日続く家事、自由奔放な夫・・・。毎日繰り返される家事や育児に疲れ果てた自分の姿と、なぜか重なる名画に描かれた神話の神々や聖母の姿。そこに添えられたつぶやきに思わず吹き出してしまいます。
「あるある!」と笑い飛ばして、明日への活力を養いましょう。 -
GF/E
ファビ サンティアゴ∥作 文化学園文化出版局 2019年トラのマックスの夢はバレリーナになること。夢を諦めきれずにマックスは街で踊りますが、みんな逃げていってしまいます。それを見ていたバレリーナのセレステはマックスを舞台にさそい・・・。
夢を諦めなかったマックスと、自分らしくあるよう、励ますセレステとの関係が温かい絵本です。 -
726.1/マス
益田ミリ 新潮社 2018年社会人2年目、12年目、20年目の同じ会社で働くマリコたち。仕事のことや年齢のこと、その胸の内は様々です。
女性同士だからといって支えあえるわけではないけれど、女性同士だからわかることもあります。
どこかで今日も働いていそうなマリコたちを応援したくなります。 -
493.9/カワ
川上ちひろ・木谷秀勝∥編著 金子書房 2019年発達障害のある女の子は今、どんな状況にいるのでしょうか。
彼女たちの事例、その問題の背景にあること、対応や支援等について解説します。
また、当事者や家族の体験なども紹介。発達障害のある女の子の特性の理解や、支援する人たちの参考となります。