ピックアップ!
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210.7/シモ
下川正晴 弦書房 2017年敗戦後の博多で、引揚げ中に性暴力被害を受けた女性たちの人工中絶病院「二日市保養所」を作った文化人類学者の泉靖一。彼はその業績を自ら封印しました。“空白の二年間”を丹念に追い、歴史の穴に埋もれようとしていた、悲劇と再生の場所「二日市保養所」へ光を当てます。 -
367.7/カワ
川北稔 NHK出版 2019年80代の高齢の親が50代の無職やひきこもり状態の子どもを抱え、孤立したり経済的に困窮する「8050問題」が指摘されています。
本書では、8050問題の実態やひきこもり支援の流れを紹介するとともに、課題や家族観の限界について論じています。 -
GF/E
フランチェスカ・パルディ∥文 フランチェスコ・トゥーリオ・アルタン∥絵 イタリア会館出版部 2013年生まれてどんな“家族”のもとへいくのか不安なたまごちゃんは、いろいろな家族に会いに出かけます。
ママうさぎとパパうさぎと子うさぎの家族、2人のママねこと子ねこの家族、ママかばと子かばの家族・・・。
さまざまな家族の姿がわかりやすく描かれています。 -
GF/E
リュシー・デュルビアーノ ジャパンマシニスト 2014年ルルの親指はいつもお口の中。仲良しのルウが指にけがをして、指しゃぶりが出来ないと泣いています。ルルは自分の親指に顔を書いて作った「おやゆびくん」でルウを励まします。
ルルとルウの指しゃぶりは自分自身でいられるためのおまじないです。 -
726.1/スタ
スタジオクゥ ひよさ&うにさ イースト・プレス 2015年ひとり暮らしに飽きた女ふたりが、ルームシェアをしているというコミックエッセイです。
コンビでイラストレーターをしているので、仕事も日常生活も一緒。家族になりつつある二人の生活はドタバタしながらも楽しそうです。
晩年は友達と暮らしたいと思っている方、必読です。 -
051.8/ナカ
中川裕美 出版メディアパル 2013年「少女」とは何か?その「少女」像は吉屋信子や中原淳一が『少女の友』等雑誌の中で描いたものや、「少女マンガ」によって、成立、確立していきました。
手塚治虫・池田理代子等の少女マンガへの功績、矢沢あいの人気漫画『NANA』のジェンダー見解は、現実との反映と見て取れます。 -
051.7/サカ
酒井順子 講談社 2014年雑誌『POPEYE』の増刊号として始まった女の子雑誌『Olive』。社会現象にもなる程の爆発的な人気を誇りました。この雑誌でファッションを学んだ人は多いでしょう。
著者の酒井順子さんも読者のひとり。そして、執筆者としても雑誌を支えました。雑誌の全貌が酒井さんによって明かされます。 -
023.0/オオ
大橋鎭子 暮しの手帖社 2016年雑誌『暮しの手帖』は、創刊から70年たった今でも人気の雑誌です。
大橋さんが、花森安治さんに出会ったのは、戦後まもなくのこと。「恐ろしい戦争をしないような世の中にしていくためのものを作りたい」と「衣裳研究所」を設立します。
女性編集者として活躍する姿はとてもかっこいいです。 -
051.7/サカ
坂本佳鶴恵 新曜社 2019年女性雑誌はいつから、ファッション雑誌へと変化していったのでしょう。
『女學新誌』から始まる草創期、『主婦之友』『婦人倶楽部』の「主婦」の時代、『non・no』『MORE』の広告・ビジュアルの時代を経て現代へ。
雑誌とファッション、雑誌とジェンダーの関係性が見えてきます。 -
GF/E
ひがしちから 佼成出版社 2015年お母さんが大好きなこたろうくん。入ったばかりの保育園でお母さんとバイバイするのが悲しくて、朝からずっと泣いていましたが・・・。
悲しみを全身であらわすこたろうくん、優しく見守る先生やお友達、お迎えにきてぎゅーっと抱きしめるお母さん、みんなの気持ちにホッコリする絵本です。 -
726.1/マキ
牧野あおい 集英社 2018年女性なら誰しも心当たりがある、性暴力を語るときにまとわりつく“空気”。第1話の「スカートは あんたらみたいな男のために 履いてんじゃねえよ」が大きな反響を呼んでいる作品です。
痴漢やスクールセクハラなど、身近にある性暴力を盛り込みながら、主人公の心の傷と再生を描きます。 -
K146.8/ミズ
水島広子∥著 紀伊国屋書店 2014年SNSとのつき合い方、友達や親との関係、自分のこと・・・、10代が抱えるさまざまな悩みに対人関係療法の第一人者が答えます。
“イヤな感情の役割”や“自分を主語にする”など、自分らしく生きるための「心の原則」を知れば、大人になってからもずっと生きやすくなりますよ。