7月20日に日本政策金融公庫静岡支店にて、市政出前講座「市って？知って!!静岡市」が行われました。
講座のテーマは、「男女共同参画社会の実現に向けて～男女が共に働きやすい社会～」
ワーク・ライフ・バランスの取組の一環として、男女共同参画の意識を高めていくために実施されました。
講師は、静岡市生活文化局市民生活部男女共同参画課 課長 青島 加代子氏。
静岡支店、沼津支店、浜松支店の３支店から34名（男性25人、女性9人）の方が、参加しました。
講演では、静岡市男女共同参画課の仕事について伺ったあと、以下のような内容を説明していただきました。
・固定的性別役割分担意識やジェンダーについて
・男女共同参画社会基本法の説明
・女性の各分野における参画状況や労働力率等に関するグラフの説明
・最近の男女共同参画の国の動き
・静岡市男女共同参画推進条例や行動計画、取組の評価
・ポジティブアクションの必要性
・ワーク・ライフ・バランスの取組方法やメリット
・静岡市のワーク・ライフ・バランス推進事業所表彰制度
研修の中で、「あなたの男女共同参画度は？」のチェックリストをやってみたところ参加者の８割が、２０点満点中１５～２０点だったそうです。
さすが宣言事業所で働いているみなさんは、男女共同参画の意識が高いですね。
最後の質疑応答では、静岡市の保育園や放課後児童クラブの待機児童の問題など、子育て施策に意見要望が出されたとのこと。
参加者からは、市の職員から話を聴くという機会はなかなか無いので、今後の参考になったとの声がありました。
日本政策金融公庫では、今年度中に、セクシュアルハラスメントについての研修も実施予定だそうです。
〈2012年7月20日取材〉
