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三島信用金庫【男女共同参画宣言事業所・団体の取組み紹介】

2013年06月21日

くるみんマーク三島信用金庫は、女性の活躍と、ワーク・ライフ・バランス支援に、県東部で最も真摯に取り組んでいる企業の一つです。
誰もが働きやすいと感じる改革を進め、厚労省「子育てサポート企業」に認定され「くるみん」マークを取得しました。
女性の活躍の場を広げていくために
水野渡さん平成19年、宣言事業所となったのをきっかけに、平成23年1月「ポジティブ・アクション(女性活躍推進計画)」を策定し、様々な改革を行ってきました。それまで「女性は事務、男性は営業」という暗黙のすみ分けがありましたが、女性の職域拡大のため、特別な研修の実施や前職務を経験できるようなジョブローテーション制度を導入しました。
誰もが様々な職種を経験して「生き生きのびのび働ける部署で120%の力を発揮してもらいたい」と、人財開発部長兼ポジティブアクション推進室長の水野さんは言います。
女性の能力を高め、女性が活躍できる職場にするために3年計画で取り組んで、現在2人の支店長と課長1人が誕生。女性役職者が3年前の30人から2倍の60人に増えました!
日吉真由美さん
さらなる働きやすい職場を目指して
ポジティブ・アクション推進室は、理事長直属の部署。
室員の日吉さんは、現場の声を犯した制度を作ろうと、日々営業店を回っています。
「使いやすい制度を創りたい。そうすれば、真のワーク・ライフ・バランスを実現できるはず」と意欲満々。
岩崎圭之輔さん男性の育児休暇取得率100%!
岩崎さんは、2人目の子が5か月の時、5日間の育児休業を取得。
「先輩が取得していたので、気兼ねなく上司に相談できました。良かったことは、平日の子どもと過ごせて、家事・育児の大変さを体験できたこと。仕事に戻ってからは、子ども連れのお客様への対応が代わりました」
当庫では、女性は100%取得。男性も平成23年度対象者13人全員が取得済です!
10営業日有給、父母同時に取得可能など、育児休業制度が充実しているからです。
会社ぐるみで、子育て支援に取り組み、実績を重ねる中、働く人が「働きやすい」と感じ、元気に仕事に「取り組むことで、お客様にも喜ばれる「WinWinの関係」を築いています。
さくや姫プロジェクトのホームページでは、さくやな人々として、三島信用金庫理事長 稲田精治さんが紹介されています。

〈2013年5月取材〉


→三島信用金庫のホームページへ
→宣言内容(静岡県ホームページへ)