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協和発酵キリン株式会社【男女共同参画宣言事業所・団体の取り組み紹介】

2015年12月15日

本社(東京)
富士リサーチパーク、CMC研究センター、富士工場(駿東郡長泉町)

*“たった一度の、いのちと歩く。”製薬会社*
協和発酵キリンは、最先端のバイオテクノロジーを駆使して、新薬を継続的に創出し、開発、販売をグローバルに展開することにより、世界の人々の健康と豊かさに貢献することにチャレンジしている製薬会社です。
*様々なライフイベントを乗り越えて活躍できる場を提供*
産前産後休職や育児休職はもちろんの事、短時間勤務制度や育児中の自己啓発に対する補助、出産や育児を迎えた女性社員と育児をしながら仕事に活躍している先輩社員との交流の機会を設けるなど、安心して会社に戻るための仕組みを整えています。また、女性のプロ意識・キャリア意識を高めるための階層別のトレーニングも行われており、2020年には女性経営職比率を10%以上にすることを目標として掲げています(2015年4月時点の女性経営職比率は5.6%)。介護に関しても制度の充実を図るとともに、介護セミナーを開催したり、介護コンシェルジェを置いたりと男女ともに長期にいきいきと活躍できる企業を目指しています。協和発酵キリン_研究所内
人々の健康と豊かさに貢献することにチャレンジしています
*誰もが活躍できる職場づくり*
黒川昌子さんは、入社して以来約20年間研究開発に携わった後、人事担当になりました。「研究職の時は新薬を作るというゴールをめざし、日々仲間と議論し ながら研究をしていました。何年もかかって新薬の創製に繋がった時には大きな喜びを感じました。目標の見えやすい仕事をしていたと思います。一方、人事系 の職では当初自分の目標が見えづらかったです。でも、仕組みや制度から社員を支え、未来に向かって戦力になる人を育てることで会社に大きく貢献できること に気付いてから、意欲が湧きました。」と話して下さいました。

黒川昌子さん

黒川昌子さん

丑木順子さんは、研究職 として入社以来、一貫して体内での薬の動き(薬物動態)の研究に携わってきました。2001年に経営職としてグループをマネジメントするようになりまし た。「意欲のある部下に恵まれて活気があり、研究の仕事が楽しかった。トライ&エラーばかりの中で、成功した時は皆で喜びを分かち合った。患者さんから 『お薬がよく効いた』と喜びの声を聞いた時は、本当に嬉しい。」と語って下さいました。2012年に薬物動態研究所(当時)の所長となられて以来、人事の 裁量の範囲が広がり、責任の重さを感じつつ本人と会社の未来のために、適材適所を心掛けておられます。
「創薬は10年以上かかるし、一人ではできない。チームで協力して作り上げる仕事だから、社員の仲間意識が強い。」と生き生きと話して下さるお二人から、 自分の仕事と会社に対する誇りと情熱が感じられました。誰もが活躍できる環境作りを心掛けている職場であり、会社もさらに躍進されることでしょう。取材:長島はるみ(NPO法人あざれあ交流会議理事)

協和発酵(丑木さん)

丑木順子さん

【所在地】
〒411-8731 駿東郡長泉町下土狩1188
【事業内容】
医療用医薬品の製造・販売を行う事業持株会社。医薬事業を核として、バイオケミカル事業などを協和発酵キリングループとして展開。
【社員数】
男性434、女性351名、合計785名
→協和発酵キリン株式会社のホームページへ
→宣言内容(静岡県ホームページへ)