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宅配男女共同参画~あなたの街にも「びっくり箱劇団」が出前出張公演します!~

2016年04月22日

びっくり箱劇団みなさんは、「SWOSの会 びっくり箱劇団」をご存じですか?
「びっくり箱劇団」は、男女共同参画を劇でわかりやすく伝える活動をしています。
とかく難しいと感じられがちな男女共同参画を、身近な題材から見てもらい、聞いてもらうことにより、広がりへの一石を投じます。
小・中学校、高校、老人ホーム、女性学校など、県内各地で、毎年公演を実施中。
2015年は、23か所で上演実績があります。
ご要望に添ったオリジナルシナリオで上演しますよ!
YouTubeにて、実際の公演の様子をちょこっと動画でご覧いただけます♪
※音声が出ない場合は、パソコンのスピーカー設定などをご確認ください

今後も、県内各地へ出前出張公演を行っていくそうです。公演依頼などのご相談は、直接劇団の方にお願いします。
【びっくり箱劇団へのお問い合わせ先】
TEL:090-3152-8028(担当:大國)
SWOSの会紹介ページへ
チラシPDF

(下記掲載文は、昨年 上演記録の一部を抜粋したものです)  2015.上演実績:23カ所

町内会女性部 「防災・女性の視点ってナニ?」 「女性と防災って、大事なことね」
始めと終わりに防災劇。その間で、パネルを使った避難所でのさまざまな出来事を考えてもらった。
最初、突然劇を始めたので面食らった人がいた。まさか、防災の集まりで劇をやるとは思わなかったようだ。が、しだいに劇の中に入り込んでくれる。じっと見つめられて、恥ずかしい~。 「避難所で起きるできごとなど、自分で考えたこともなかった。テレビなどで一方的に見せられるだけで、考えはしなかった」という人。ま、それが普通だろう。しかし、普通ではいけない。考えなければ。行動しなければ。そのための一歩、となってくれるといい・・・。
民生・児童委員協議会定例会 「私75歳、まだまだこれから」
要望が「介護」の内容で、リーディングカフェ(参加型朗読)を実施。
認知症が発症した夫ととまどう妻、家庭介護の始まりを劇にしたオリジナルシナリオ「私75歳、まだまだこれから」を、参加者に、シナリオを1ページずつ持ち回りで、役になりきって読んでもらう。
男性が「女性役」になり女性になりきり読み上げる人、恥ずかしがって大声をだせない人、読み間違えて赤面する人…。しかし、始まる前と終わってからでの顔が全く違う。晴れ晴れと、すっきりと、笑顔に。やさしい顔になっている。これがリーディングカフェの魅力。
大声で読み上げることで「緊張」し、脳が活性化する、これがボケ防止につながって行く・・・。
小学校1年生 「人権教育の一環」
アドリブ劇で、乱暴な言葉遣いの女の子、弱虫・泣き虫の男の子の2人のやり取りの後、「言葉遣い」について、みんなに問かける。「女の子って乱暴な言葉を使っちゃあいけないんだよ」「男ってさあ、小っちゃい声で話しちゃ、だめ」 こんなに小さいのに、男は女はこうあるべし、ということを誰かに刷り込まれているようだ。 誰に? ここが問題だ。
私たちが、同じ1年生役でクラスの子たちと仲間意識を作って、「それって、おかしいと思わない?」「いいじゃん、男の子も女の子も、同じだよ」。子どもの頭は柔らかい。私たちも一生懸命に男女共同参画意識を刷り込んでいく。最後に、友だちのいいところを言い合う。「○○さんは走るのが早いです」など。お互いにほめ合い、認め合えば、いじめも差別も起きてこない・・・。
小学校 5年生 「大人になった自分を考える」
キャリア、仕事の選択について考えてもらう。 大きくなってどんな仕事をしたいか、考えている子はほんのわずか。今サッカーをやっているから「サッカー選手」、親が中華料理屋を経営しているからあとを継いで「コックさん」という具体性ある子も。5万以上もある職種からチョイスするのは、大変難しい。が、男の仕事・女の仕事などと選り分けてのチョイスだけはしてほしくない・・・。
公民館、生涯学習センター等々 「おばあちゃんとボクの男女共同参画」
男児が母のお手伝いをしようとすると、祖母に「調理は女の仕事だから、やらなくていいと言われる」男児は学校で習った「男は仕事、女は家事・育児となんでおかしい、家族が協力し、支えあうことが必要」と話すことで家族の団結を強める劇を実施。