ちょっとe情報

中央静岡ヤクルト販売株式会社【男女共同参画宣言事業所・団体の取組み紹介】

2011年11月24日

津野孝史さん

津野孝史さん

中央静岡ヤクルト販売(株)の販売エリアは静岡市、富士市、富士宮市の3市にまたがり、約400人がヤクルトスタッフとして活躍しています。本社業務課長の津野孝史さんにお話をお聞きしました。
25あるセンター(販売の拠点)のうち15のセンターに託児所が付設され、常時100人前後の子どもたちを預かっています。3歳を待たずに働きだしたいママにとってこの託児所は大変魅力的。散歩に連れ出してもらったり、育児相談にのってもらったり、家庭でできなかったトイレットトレーニングを成功させてもらったり。
実働時間は5~6時間。参観日や子どもの病気のときにも休めます。周囲に援助者のいない女性にとっては再就職への助走になる、ありがたい働き方です。収入はがんばればがんばっただけ上がる歩合制。実績を積むことでセンターのマネージャーに昇格することも可能です。実際、現在はマネーきめ細かい対応をしてもらえるとのこと。今年4月にマネージャーの中から特に意欲と能力の認められた2人が本社の主任に昇格し、女性の主任は合計9人になりました。フロンティアとして苦労をしながらもがんばっています。自販機やスーパーにクルマで製品を卸すルートスタッフも15人のうち13人が女性。季節ごとに商品をどう並べたら売上が上がるかなど研究し、業績を伸ばしています。
スタッフは健康飲料だけでなく笑顔と会話もお届けします。富士市や静岡市の一部(蒲原地区)では社会福祉協議会と協力してヤクルトをお届けする際に、一人暮らしの高齢者の安否確認もしています。女性社員の活躍で社会に貢献する健康企業として、今年は全国の努力販売会社として表彰も受けました。
「笑顔とあいさつ、体力には自信があるのよ」という方はぜひヤクルトスタッフに応募してください。お仕事説明会は毎月第2火曜日、第2水曜日、本社で実施しています。(談)

 

「エポカ」93号(2011.12)より
(取材:あざれあ交流会議 事業課 豊田久留巳)

→「中央静岡ヤクルト販売株式会社」ホームページへ
→宣言内容(静岡県ホームページへ)