毎年、11月12日~25日までは「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。
静岡県は、11月14日にドメスティック・バイオレンス(DV)防止を目的とした街頭キャンペーンをJR静岡駅コンコースで行いました。県や市の職員、大学生、男女共同参画団体のメンバーが参加して、チラシやDV各種相談窓口を紹介する啓発グッズなどを手渡しました。
「女性に対する暴力をなくす運動」(内閣府)
http://www.gender.go.jp/main_contents/category/boryoku.html
女性への暴力防止を訴えるパープルリボン・プロジェクト

NPO法人全国女性シェルターネット
「パープルリボン・プロジェクト」は、国際的な女性に対する暴力根絶運動です。
紫色のリボンを身に付けたり飾ったりすることで、女性への暴力をなくしたいという思いを伝え、誰にも相談できずに暴力を受けている女性に勇気を与えます。
パープルリボン・プロジェクトについて(NPO法人 全国女性シェルターネット)
http://nwsnet.or.jp/purpleribbon/index.html
“すべての女性や子どもが安心して暮らせる社会を目指して”
このプロジェクトに賛同し、活動している「特定非営利活動法人Safety First 静岡」を紹介します。
「Safety First 静岡」は、女性や子どもに対するあらゆる暴力の根絶と、すべての人たちが安心して安全に生活できる社会の実現をめざしています。フェミニストカウンセリングの視点から、苦しい状況にある女性が、どうすれば本来持っている力を発揮し自分らしく生きていけるかを考え、援助を必要とする女性を、物心両面からトータルにサポートしていくことを目的に活動しています。
活動の一つとして、パープルリボン・プロジェクトに参加しています。
「女性への暴力をなくしたいという思いを伝える」「誰にも相談できずに暴力を受けている女性に勇気を与える」この思いを伝える手段として、女性への暴力のない世界を願い「メッセージキルト」を毎年作っています。
- 2010年に寄せられたメッセージで作成したキルト
- 2009年に寄せられたメッセージで作成したキルト
これら写真のキルトは、静岡県男女共同参画センター「あざれあ」で開催された「あざれあメッセ」に来場した方が、パープルリボン・プロジェクトを理解し、思いをメッセージに託したも一枚一枚の布から作られています。
キルトは、思いの込められたメッセージを、一つひとつ縫い合わせて作成します。
女性に対する暴力の根絶の呼びかけとともに、被害者に対して「あなたは一人ではないよ!」と励ますメッセージが、悩み苦しんでいる女性へ届いて欲しいと思います。
どこかで紫色のリボンを見かけたら、ぜひあなたもプロジェクトに参加してみてください。
一人ひとりの意思表示が声になり、女性や子どもへの暴力のない社会をつくる第一歩になると思います!
「Safety First 静岡」の活動に、興味を持った方はぜひ問い合わせを!
NPO法人Safety First 静岡
〒422-8017 静岡市駿河区大谷3136-14
TEL&FAX : 054-238-4959
e-mail : safety_first_shizuoka@yahoo.co.jp