「なごみカフェを作ったきっかけは、育休が終わり息子を保育園に入れようと思った時に、入れなかったこと。行政の制度や現状についてオープンになっ ている情報はわずかで、知りたい情報を安易に得られないことがわかりました。そんな時情報をくれたのは同じ経験をしたママ友でした。流入の多い長泉町では 同年代の子どもを持つ知り合いがいない方もいるため、親たちが気軽に集まって様々な情報を交換できる場が必要であると感じました。スタッフは子育て真っ最 中ながら、熱意とホスピタリティを持った方ばかり。みんなの力で地域の親たちの生の声を行政に届けられるように活動を継続させていきたい」と語ります。
『なごみフェス!』と称して、町内の各幼稚園有志のグループによるハンドメイド品の販売、地域の子育てサークルの出展、町内の飲食店のケータリング 販売等をするマルシェを主催します。第2回を今年2月に開催し、入園前に必要な情報を提供するのと共に、幼稚園児を持つ親たちにとっても結束を高める場と なることを期待しつつ、地域で子育てできることを目指しています。
取材:長島はるみ(NPO法人 あざれあ交流会議理事) |