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「まちを守るのは私。防災力パワーアップ講座2014」 東部開催しました!

2014年12月22日

グループからの質問に答える池田さん12月13日の東部第1日目の講座には、出席者12人、昨年受講生7人が参加。
この講座の主旨は、参加した受講生が、地域で男女共同参画の視点をもった防災に取り組むための知識と技法を学ぶことです。

午前中の池田さんの講義の前に配布された記入シートには、講座開始前に参加者の災害経験、防災の意識、地域とのつながりや目標などの項目があり、それぞれの受講生が今後の方向性を確認しました。

 

 

 

家庭内DIGの実習風景また、午後の講義では、技法としての家庭内DIGを学んだ後、受講生が参加者となって、実際に体験しました。アンケートでは、自治会へのアプローチの方法を具体的に知りたい、指導的立場なので今日学んだことを実践してみたいなど、きちんと先を見据えた回答がありました。

 

 

 

 

避難所での問題を考える受講生12月20日の講座2日目。出席者12人、昨年度修了生5人が参加。
午前、最初にSWOSの会の大國さん、下位さんが、劇で防災への女性参画の現状を演じました。その後、避難所での物資の配布、トイレの数などを絵を見ながら、グループワークをし、避難所での女性の視点の重要性を確認しました。

 

 

 

HUGの振り返りをする受講生午後は3つのグループに分かれ、避難所開設訓練に失敗したある町内会の防災組織と避難所運営組織を見直すシミュレーションゲーム、その後、HUGを体験。最後にHUGカードの中の「あざれあイベントカード」(男女共同参画の視点のイベントカード)をどう処理したのかを中心にHUGの振り返りを各グループそれぞれをみんなで回りながら行いました。男性女性それぞれの更衣室が必要という意見も出て、男女の視点が盛り込まれたイベントカードの提案ができました。

避難者の受け入れで混乱が予想される中、多様な人々への配慮をどうするのか、日頃の訓練で住民全員の心の備えが必要になります。互いの意見を尊重することができる男女共同参画の視点に立った防災の推進が、みんなが安心できる過ごしやすい避難所運営につながります。