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高齢者や障害のあるお客様などへの「おもてなしや接し方」を学ぶ、ユニバーサルサービス講座

2012年02月15日

2月2日(木)に、静岡県主催で、高齢者や障害のあるお客様などへの「おもてなしや接し方」を学ぶ“ユニバーサルサービス講座”が、静岡市清水区で行われました。

 ユニバーサルサービスとは・・・より多くの人に公平に必要とされる情報やサービス、人によるサポートやコミュニケーションをしていくこと

 この講座は、サービス業の方や、ユニバーサルサービスに関心のある方を対象に行われたのですが、いつ・どこでサポートを必要としている方に出会うかわからないですし、そういう場に自分が遭遇した際に、きちんと対応できるようにしておきたいなぁ~と思い、この講座に参加してきました。
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 当日の参加者は、タクシー会社の方や銀行で働いている方など、さまざまな業種の方が参加されていました。サービス業の方は、日頃の業務で高齢のお客様が増えていることを実感しているそうです。
空間やモノのデザインのユニバーサルデザインも大事だけれど、人や情報によるサービスコミュニケーションといった、ユニバーサルデザインの2つが連動し合って、人に機能していくものですよね。デザインの工夫だけでなく、子どもからお年寄り、病を患っている人、障害のある人など、あらゆる人の立場に立って考えてみるということが、ユニバーサルサービスには必要だと感じました。

また、高齢の方や、障がい者の方、妊婦さんなどに対してサポートする際には、まず相手が、どんなサポートを望んでいるか、相手の意向を確認することが大切だそうです。(「~されますか?」「~しましょうか?」と問いかける)車いすの扱い方など、わからなければ相手に聞き、相手と目線の位置を合わせることが大切とのお話もありました。
実際に、車いすや白杖を使った、ユニバーサルサービスの具体的な実践法を学ぶ事ができ、とてもよい機会でした。