1月の新しい本【図書室】


2001newbook1 ②2001newbook2 ③2001newbook3 ④2001newbook4 ⑤2001newbook5

1月の新しい本はフェミニズムについての本がたくさん揃いました!
おすすめの5冊をピックアップしてご紹介します!

『エトセトラvol.2』は、30年前に出版された本が文庫化されるなど、再び注目されている田嶋陽子さんをピックアップ!“笑っていいとも!”で田嶋さんを知った世代が、今なお古びることのない田嶋節に共感し、リスペクトに満ちた熱い文章を寄せています。

『シモーヌvol.1』は、雑誌感覚で読めるフェミニズム入門ブックの創刊号。こちらの特集はシモ-ヌ・ド・ボーヴォワール。あまりにも有名なフレーズ“ひとは女に生まれるのではない、女になるのだ”が言い放たれた『第二の性』から70年、初めてボーヴォワールに触れる人におすすめの1冊です。

③Twitterのつぶやきから瞬く間に広まり、2019年の流行語大賞TOP10にも選ばれた『#KuToo』。その発起人・石川優実さんがグラビア女優からフェミニストになるまでを綴ります。彼女に対するバッシングとそれに対するリプを読むだけで、この運動の意味がわかります。

④創刊以来86年ぶりの増刷となった雑誌『文藝2019年秋季号』の特集をまとめた『完全版 韓国・フェミニズム・日本』。ベストセラー小説『82年生まれ、キム・ジヨン』だけではない韓国文学の最前線を紹介します。フェミニズムを通してみると、韓国も日本もあまりにも似通っていることに気づかされますよ。

⑤昨年相次いだ性暴力への不当判決、静岡でも性暴力根絶を目指すフラワーデモが開催されています。刑法が改正されても、日本は、未だに性暴力被害者よりも加害者に寛大な社会なのではないでしょうか。『なぜ、それが無罪なのか!?』では、弁護士で人権活動をする著者が、世界と日本の現状の落差を考えます。

他にもたくさんの新しい本がお待ちしています。
新着コーナーをぜひチェックしてみてくださいね!

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