テーマ 「地盤液状化災害から学ぶレジリエントな社会構築」
講 師 東海大学海洋研究所長 平 朝彦 氏
(講演概要)東日本大震災時に、東京湾沿岸では広域な液状化災害が起こった。私は浦安市の町内自治会と協力し、ボーリング柱状試料の分析データに基づき、液状化が宅地の地下6mから9mの層で起こっていることを明らかにした。JAMSTECの「ちきゅう」は、日本海溝のプレート境界断層を掘削し、それが極端に剪断強度の小さい断層物質からなることを示した。原子力発電所事故を含む東日本大震災からの教訓は、人新世の課題解決のため、科学技術を基礎とした長期的かつ連携した取り組みを行い、叡智と人間力に溢れるレジリエントな社会の構築を目指すべきであることを示している。
受講料 無料
★開催方法
会場での受講とZoom配信での受講の2通りの方法で開催します。
※新型コロナウイルス感染拡大に伴い、会場での受講を中止とする場合がございますので御了承ください。
★ほか詳細は静岡県地震防災センターまで(外部リンク)