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「ふじのくにさくや姫サミット2020」を開催しました

令和2年11月9日(月)、初のオンラインによる「ふじのくにさくや姫サミット2020」を開催し、企業や行政で働く女性や男性管理職等124人にご参加いただきました。

今回のサミットは「今だから話そう!『新』働き方 わたしたちが未来を創る」をテーマに、株式会社サンリオエンターテイメント代表取締役社長 サンリオピューロランド館長 小巻亜矢さんによる講演「WITHコロナをどう働き抜くか ~働き方・マネジメント・コミュニケーションのニューノーマルを考える~」と3つの分科会を実施しました。詳細は報告書をご覧ください。→【さくや姫サミット2020】実施報告書

小巻亜矢さん講演 「WITHコロナをどう働き抜くか ~働き方・マネジメント・コミュニケーションのニューノーマルを考える~」

小巻さんには、突然のコロナ禍により、急速に変化していく「働き方」やそれによって生じる様々な課題を前に、私たちは何を学び、何を実践していくべきか…2 月から 5 か月間もの間、サンリオピューロランドの休園を決断するに至った背景など、実際の体験談なども交えながら御講演いただきました。

コロナ禍という世界共通の危機を前に重要なのは、危機を脱するためのやり方・方法を探ることではなく、これは「ケーススタディ」であると俯瞰的に捉え、何が一番大切で、次に何をやるべきかを客観的に見出すこと――。これからの新しい働き方を創っていくために、まずは自分のマインドセットからと、WITH コロナの新しい時代に向けたポジティブなメッセージを投げかけられました。

 

第1分科会 わたしたちが創る「新しい働き方」

 

「コロナ禍での働き方の変化」と「理想とする働き方と現実とのギャップをどう埋めたいか」というテーマでグループディスカッションを行いました。

業務のオンライン化が進んだことにより、時間的な余裕ができ、理想とする働き方に近いづいた、新しい出会いがあった、という意見の一方で、コミュニケーションの難しさを感じている、という意見がありました。

理想と現実のギャップを埋めるための方策としては、「オンラインの特性を生かし、人と人とのコミュニケーションの場を意識的に創っていくのがいいのではないか」という案などが出されました。

第2分科会 管理職のためのテレワークマネジメント

「テレワーク導入状況、テレワークに対する疑問・違和感」と「テレワーク下で求められるマネジメント力とは」というテーマでグループディスカッションを行いました。

同じ社内でも職種によってテレワークの導入に大きな差があること、商談など『対話』が重要な場面ではオンラインは難しい、残業が見えにくく管理が難しいといった課題が出されました。

テレワーク下で空気が読めない環境では、「俯瞰的に物事を見る力・客観視」が一番重要、「テレワークができない人(職種)への配慮・環境整備」や「多様な働き方・考え方の受容」が大事になってくる、「タスク管理やコミュニケーションのためのICTツールの活用」が必要、などの意見が交わされました。

第3分科会 WITHコロナの職場コミュニケーション

「コロナ禍での職場のコミュニケーションの変化」と「コミュニケーションの課題に対する工夫」というテーマでグループディスカッションを行いました。

「仕事の合間にする『雑談や何気ない会話』が、非常に少なくなってしまった」という声が多く聞かれ、これまで特に意識していなかった「雑談や何気ない会話」が、実は職場コミュニケーションにおいて重要な役割を果たしていたことに、多くの人が気付かされたようです。

「朝礼の中で、あえて『雑談タイム』を設ける」、「テレワーク中は、雑談を目的に『オンラインランチ』を開催している」といった工夫をしているという意見が出されました。

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