あざれあ図書室:メディアを読み解くチカラをつける!


「なんで若い女性アナウンサーだけ“女子アナ”って呼ばれているんだろう?」
「女の子向けと男の子向けのおもちゃでは、CMのトーンが違っているような・・・
などなど、日ごろ、テレビを観ていて「あれっ?」と
ことはありませんか?

テレビや新聞・インターネットなど様々なメディアが流すたくさんの情報で私たちの社会は形作られています。
その中には、“オトコらしさ”や“オンナらしさ”を強調し、性別による差別役割分担を感じさせるものもあります。

“メディア・リテラシー”とは、
“メディアが形作る「現実」を批判的に読み取るとともに、メディアを使って表現していく能力”のこと。
(『メディア・リテラシー』より)
メディアを読み解くことで、メディアが伝える「現実」に対してあなたが感じた疑問や不快感の原因を探ってみましょう。
 
 あざれあ図書室にはメディア・リテラシー”について考える本が数多く揃っています。
あなたの心にひっかかった小さなことも、実はとても大きな気づきのきっかけかもしれません。
ご紹介する本はすべて借りることができます。
ぜひ、ご利用ください。

    

メディア・リテラシー 世界の現場から』(菅谷明子 岩波書店 2000年)
 メディア・リテラシーについて興味をもったら、まず手に取ってほしい本。
 発行後12年を経過しても、なお読まれ続けているメディア・リテラシーの基本書。

 『オトナのメディア・リテラシー』(渡辺真由子 リベルタ出版 2007年)
 メディアの読み解き方を教わる機会がないまま成長した大人のための本。
 メディアと付き合うノウハウを知ることができる。

 『ジェンダー・メディア・ウォッチ メディアを読み解く』
 (北九州市立男女共同参画センタームーブ 2005年)

 メディアを読み解くポイントや考え方や、メディア・リテラシーを実践するための行動のヒントを紹介。
 小冊子でコンパクトにまとまっていて入門書として最適。

『Study Guide メディア・リテラシー【ジェンダー編】』(鈴木みどり編 リベルタ出版 2003年)
 学校の授業や勉強会でメディア・リテラシーについて学ぶことができる実践的な手引書。