静岡県では、「しずおか防災コンソーシアム」と連携し、毎月「ふじのくに防災学講座」を開催しています。県民の皆様の御参加をお待ちしています。
テーマ :「関東大震災、津波から子どもたちは必死に逃げた--伊東市・宇佐美小学校の作文集から」
講 師 : 元常葉大学大学院生 中田剛充氏
常葉大学 社会環境学部 教授 河本尋子氏
〈講演概要〉
1923 年9月1日の関東大震災は、相模トラフを震源として甚大な被害を及ぼしました。
伊豆半島東岸の伊東市宇佐美地区(当時は宇佐美村)は津波襲来の犠牲者は出ませんでした。
震災1ヶ月後、当時の宇佐美尋常高等小学校では全校生729 人に地震津波の作文を書かせました。その作文集は復刻版として残っていますが、子どもたちが津波から必死に逃げて助かった様子が克明に書かれています。改めて分析した作文集の内容を紹介し、100 年後の現在に津波対策として生かすために、いかにその教訓を学校、地域に受け継ぐかを考えます。
★参加費無料
詳細は、静岡県地震防災センターHP(外部リンク)をご確認下さい。