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県産材を利用して、内装をリニューアルしました♪

2014年08月29日

静岡県男女共同参画センターあざれあでは、地下1階多目的実習室と2階展示コーナーの、内装の木質化を行いました。使用された木材は、県内の森林から切り出されたヒノキです。

多目的実習室-木質化 地下1階多目的実習室では、床全面に大井産のヒノキを敷きつめました。
素足に感じる

温かみや柔らかな質感を、実際に触れて感じてみてください。
2階展示コーナー木質化 2階展示コーナーでは、フロアの周囲と合うよう壁面の腰部に安倍産のヒノキを使用しています。
木材を使用することでフロアの印象を和らげ、温かみのある空間になりました。

【木を使うことの意義】
木は、二酸化炭素を吸収して貯蔵し、再生産可能な、環境にやさしい資源です。木の香り、手ざわり、温もりなどは、健康で快適な生活を提供し、木を使った教育は、人間性豊かな児童を育てます。
また、木を使うことで間伐や植林が促され、健全な森林が多面的な機能を発揮することにつながります。
現在、本県には約50万haの多彩で豊かな森林があります。このうち、人の手で植えられたスギ・ヒノキ林の8割は、柱・板などの材料に利用できる大きさに育っています。

【県の取組】
平成22年10月に「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、国が整備する低層の公共建築物は、原則としてすべて木造にするという方針が示されました。
本県では、「“ふじのくに”公共建築物等木使い推進プラン(平成23年3月)」を定め、全庁を挙げて、公共建築物や公共土木工事などで県産材の利用に取り組んでいます。
今回、その一環として、県有施設でのモデル的な木質化を実施し、県産材利用を広くPRするために、男女共同参画センターあざれあの内装の木質化を行いました。