ちょっとe情報

障がいへの理解を深める事業「ノーマラ伊豆の国」【伊豆の国市の取組紹介】

2018年03月16日

平成28年4月「障害者差別解消法」が施行され、「合理的配慮」の提供について記載されていますが、まだまだ浸透していないのが現状です。
「障害者差別解消法」とは・・・
国連の「障害者の権利に関する条約」の締結に向けた国内法制度の整備の一環として、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的として、平成25年6月、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」)が制定され、平成28年4月1日から施行されました。
★詳細はこちらへ→内閣府ホームページ(外部サイト)へ

伊豆の国市では、障害のこと、障害者の方への接し方などを、多くの人に知ってもらい「ノーマライゼーション」あふれる住みやすい、訪れやすい市にしたいと考え、「ノーマラ伊豆の国」と称して、障害理解のためのクイズと絵本を紹介したポスターが作成されました。

  • 「ノーマライゼーション」とは、障害者などの社会的少数派(マイノリティ)にも、一般市民と同様の普通(ノーマル)の生活・権利などが保障されるように環境整備を目指す社会理念。障害者には、一人ひとりに合った個別の支援が必要な一方、少し環境そのものを整備することで、一般市民と同様の普通の暮らしができるようになるのでそうした工夫もしていきましょう、という考え方です。
  • 「合理的配慮」とは「障害者が他の者との平等を基礎として全ての人権及び基本的自由を享有し、又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって、特定の場合において必要とされるものであり、かつ、均衡を失した又は過度の負担を課さないもの」と定義されています。簡単に言うと「障害のある方が暮らしやすくなるような、できる限りの工夫と思いやり」のことです。

「ノーマラ伊豆の国」についての詳細はこちらへ。ポスターに掲載されたクイズの回答もご覧いただけます。→伊豆の国市ホームページ(外部サイト)へ
今、あざれあ1階では、そのポスターを掲示しています!
紹介されている絵本のうち、『ボクのせいかも・・・~お母さんがうつ病になったの~』(プルスアルハ/著)は、あざれあ2階図書室で所蔵していますので、ぜひご覧ください。

障がい理解のための事業

ノーマラ伊豆の国