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もしかして?気づいてください「日本での人身取引」

2018年03月06日

「人身取引」とは、売春や強制労働などの搾取の目的で、暴力、脅迫、誘拐、詐欺などの手段を用いて、人を移動したり、隠したり、受け取ったりする行為であり、被害者に対して深刻な精神的・肉体的苦痛をもたらします。
買春は人間の尊厳を傷つけ、人権を軽視する行為である、決して許されません。
被害者が助けを求めてきたり、被害者らしい人を見かけたりしたら、最寄りの警察署や入国管理局(被害者が外国人の場合)に連絡してください。
日本における人身取引被害者の多くは、売春等による性的搾取を受けています。人身取引と児童買春は、国内であっても海外であっても処罰の対象となります。
皆さんの周りに、次のような人たちはいませんか?
・借金を理由に性的な労働をさせられている
・外国人でパスポートを取り上げられて働かされている
・極端な低賃金(最低賃金未満)で労働を強いられている
人身取引をなくすため、皆さん一人ひとりが、自分の周りに、自由を奪われて売春や風俗店勤務などを強要されている女性や、強制的な労働をさせられている人などがいないか、気にかけてください。
警察庁では、国内の人身取引の被害者に向け、多国語で記されたリーフレットを作成し、被害者の目に触れやすい場所で配布しています。↓このリーフレットは、あざれあ館内でも配布しています。
リーフレット

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詳細はこちら→政府広報オンラインホームページへ
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