2014年6月29日（日）　湖西市にて男女共同参画週間記念講演会が開催されました。

「家族みんなのハッピー家事場～真の男女共同参画実現を願って～」

前日までの雨もやみ、湖西市健康福祉センター「おぼと」の研修室は定刻にはほぼ満員になりました。
湖西市役所　市民協働課　福永主幹から「男女共同参画推進条例」についての説明があり、SWOSの会びっくり箱劇団による劇が始まりました。銘菓や市の相談窓口など湖西の情報を組み込みながら笑いに包まれて劇は進みます。「男性・女性」の違いだけでなく「嫁・姑」「年代」等、立場の違いからくる固定観念や矛盾・・・笑いを織り交ぜながら、疑問を投げかけます。

家族という１つのチームが譲り合い、協力し合って生活していくことの大切さ。夫の妻への労りがあり、小さな問題がありながらも希望の持てる内容となっていました。最後は出演者・来場者みなさんで「ふるさと」を歌い、和やかに締めくくられました。

SOWSの会　「びっくり箱劇団」・・・ご希望があれば県内各所に出張いたします！

休憩の後は、河合妙子さん（家事セラピスト1級・整理収納アドバイザー1級）による「ハッピー家事講座　家のコトは生きるコト」講演会です。

「なぜ家事がうまくいかないのか・なぜ夫、子どもが手伝ってくれないのか」
主婦の多くが家事＝義務＝苦痛と感じていること、それを見ている家族も「妻（母）が苦痛に感じていることは自分も（現在、未来）したくない」と感じること。しかし、自分の考え方を少し変えることによって、周りの考え方も変わっていく秘訣。自分の気持ちをマインドマップにして整理することなど、納得しながら傾聴しました。中でも「家事は親にしか教えられない。喜んでもらえる、必要とされているという実感から社会のため、誰かのために働きたいという気持ちを育てる」という言葉は本当にハッとさせられ、今からでも修正できるのか「～やりなさい！！」と嫌々やらせている私としては反省させられました。

最後に湖西市　三上市長からの挨拶がありました。今日の劇・講座などの感想や奥様との力関係など愛情溢れるユーモアで、和やかな「男女共同参画週間記念講演会」は幕を閉じました。
(取材：2014年6月29日）