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バスで巡るおいしい男女共同参画 その1(株式会社ゆめ市)

2012年02月14日

研修会場みおつくし文化センター 2月9日(木)、イベント「バスで巡るおいしい男女共同参画」に行ってきました。

 このイベント、主催はNPO法人あざれあ交流会議、共催は地域情報のアンテナが高い静岡県海外研修女性の会(SWOSの会)浜松のメンバーです。

 浜松駅前に9時に集合した参加者は男性参加者4人を含む27人。地元浜松、磐田、掛川など西部の方だけでなく静岡、長泉からの参加者もチラホラありました。

 駅を出発し、松並木の続く姫街道を一路、北区細江町気賀まで走ります。最初の研修会場は「みおつくし文化センター」北区役所(旧細江町役場)。バスを降りると風花が舞うほどの寒さでしたが、講師の徳井厚夫さん(株式会社ゆめ市代表取締役)のお話をうかがって、野菜のお土産をいただくころにはすっかり元気になりました。

 株式会社ゆめ市は浜松市内の認定農業者、出荷者、地元企業など約170名の方々からなる組織で、農業法人として生産から流通までの6次産業化に取り組んでいます。自前の農産物直売ショップを運営し、スズキと連携して障がい者の雇用、社員食堂での出張販売、新規就農者の受け入れなどに取り組み、地産地消の地域モデルとして全国から注目をあびています。地産地消の延長に学校給食への食材提供を考えてますが、安定供給がむずかしいこと、カットした野菜を提供できないこと、コスト面など課題が多く実現していないとのことでした。また、昨年8月の台風で、徳井さんの農場のビニルハウスの8割が損壊。農業に自然災害のリスクはつきものとはいえ、腹をくくって復興に努めたご様子は東北の被災地とも重なりました。

その1 その2 その3

(あざれあ交流ポータルサイト事業部 文責:豊田)