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【男女共同参画の日記念事業★実施報告】大渕愛子氏講演会「絶対に幸せになる生き方・考え方」

2015年10月12日

大渕愛子さん 静岡県では、県民の間に広く男女共同参画についての関心と理解を深めると共に、積極的に男女共同参画の推進に関する活動を行う意欲を高めるために、毎年7月30日を「男女共同参画の日」とし、啓発活動を実施しています。
今年も、7月18日(土)に静岡県男女共同参画センターあざれあ大ホールにて、大渕愛子氏講演会「絶対に幸せになる生き方・考え方」~女性が生き生きと活躍できる社会を目指して~が実施されました。
弁護士の仕事と家庭を両立している大渕愛子さん。挫折や困難から逃げていても始まらない!と独立開業し、現在も幅広く活躍されています。
講演では、「幸せになるには、自己決定すること。誰かのせいにしないこと」それにより、ストレスが軽減され、考え方一つで幸せになれる・・・など、これまでの経験を交えてお話してくださいました。
マタハラをする人には、子育て経験のある女性が意外と多いという話では、「自分が頑張ってきたという自負があっても、下の世代に同じことを求めてはいけないのでは?」と意見を述べられました。
質疑応答では、「経営者としてのリーダーシップをどのように心掛けているか?」「女性が社会進出していくためには、法律の整備だけでなく、子供にもそういう意識を持たせていくことが必要だと考えられるが、そのためにどうして行くべきか?」など、会場から多くの質問がでました。
大渕愛子講演会 【参加者アンケートから】
・仕事に悩むことが多かったが、大渕先生の言うとおり、人のせいにしたりすることがあったので、まずはそこから直したいと思った。(20代女性)
・「幸せになる=自己決定」を共感することができた。(40代男性)
・仕事はしているが、程々のポジションで満足し、守りに入って生きてきたことに後悔した。子どもに胸を張れる母になるために、自分が先に一歩踏み出す勇気をもらった。(40代女性)
・自己決定に共感できた。でも、なかなか自分に矢印が向かず、つい愚痴を言ってしまう。反省し今日から気持ちを改めようと思った。(50代女性)
・自己の経験を元に、人生の楽しみ方、「自己決定」という前向きな目標など、将来の夢の持ち方が伝わった。(50代男性)
・分かっているつもりで実際には行動していないことに気づいた。自己決定すること、自分で責任を取ること、人生もう一度軌道修正できそうな気がした。(50代女性)
・内容が明確で分かりやすい。人生は常に決定の連続。記録すること、婚前契約書など同感できる。(70代女性)
・若い経営者として、女性として、しっかり自立していくことの大切さに感銘を受けた。(70代女性)
・男女に関わらず、互いに認め合うことが大切だと分かった。(多数)
・私は現在パートで、時短勤務をしているが、周囲よりもはやく仕事を切り上げることに気が引ける思いがある。こうした働き方の人を受け入れる社会の態勢を望みたい。(30代女性)
・「女性の社会進出は女性が止めている」という話が印象的だった。改善の必要性を感じた。(40代女性)
・人に頼らないで、自分のことは自分で決める大切という話を聞いて、残りの人生を考えるきっかけとなった。(70代女性)