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【事業実施報告】2015年1月24日(土)新春女性市長対談

2015年02月02日

新春女性市長対談2015 2015年1月24日(土)
静岡県男女共同参画センターあざれあにて、「新春女性市長対談」を実施しました。
伊豆の国市長 小野登志子さん、島田市長 染谷絹代さん、コーディネーターとして日詰一幸さん(静岡大学教授)をお招きし、昨年度静岡県で誕生した2人の女性市長から、女性の視点を生かして、どのように市政を進めているかなど、現在の状況や課題を討論していただきました。
【伊豆の国市 小野さんからの報告より】
合併し連携の難しかった市政を運営することへの意欲、韮山反射炉・温泉などを目玉にした観光の活性化の基盤整備の話がありました。
【島田市 染谷さんからの報告より】
広域行政の実現、ゆめ未来百人会議の開催、女性議会の実施や川根温泉運営についての報告がありました。
【対談】
コーディネーターの日詰さんが加わり、両市長への質問形式で意見を伺いました。女性市長として得した事として、女性の市長は少ないため、世界遺産登録など市を PRする際に覚えてもらいやすく、意見を聞いてもらえる機会が他の市長よりも多いことや、市長が女性だからこそ、という意見を出してもらえることが多いと の話がありました。
【今後への意欲】
小野市長は、24時間保育の実施、キッチンスタジアムの実現、温泉医療スポーツを通して保養地としての確立を図りたい。
染谷市長は、市民・地域主体のまちづくりの推進、市民・職員の育成、地域資源の活用などと公約の実現を語った。
両市長ともに議案を通すことの難しさ、応援してくれる方や市職員の支えがあることで市長としての仕事ができている事への感謝を述べられていました。
新春女性市長対談2015会場
新春女性市長対談2015 参加者からは、議会での反問権がない、間違った内容を反論することができないことへの質問や、男女共同参画・協働への意見を求める質問などがありました。 

昨年度のアンケートで、大きな会場ではなく、より市長に近い距離で話を聞きたいとの声があったため、今回は、小ホールで開催。手の届く距離でロールモデルの話が聞け、質問ができることで参加者の政治参画への意識向上につながったようです。

参加者のアンケートでは、今後の女性市長への期待も記入されており、次回の開催も楽しみにしているという声も多く聞かれました。 また、女性が政治参画することがまだ難しく、越えなければならないハードルがたくさんあるとの意見が多くありました。