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「地元のハンサムウーマン~地域力を高める女性たち~」③勝又 瞳さん(ながいずみ親コミュニティ・なごみカフェ会長/長泉町)

2016年02月05日

勝俣瞳さん
勝又瞳さん
◆地域の子育てを応援! 

長泉町にある『なごみカフェ』は、長泉町および近隣地域で子育てをする親たちが集い、交流しあえるサロンを中心とした活動をしています。サロンはCO-OPのコミュニティールームを借りて、月2回、10~14時の間に開かれており、入退場自由となっています。参加者は子どもを遊ばせながらおしゃべり、編み物、ソーイング等それぞれのやりたいことをして過ごします。また、スタッフと参加者でカレーや豚汁など簡単な昼食を作り、会話を楽しみながら食事ができる場にもなっています。

会長の勝又瞳さんは、管理栄養士としてフルタイムで仕事を持ち、保育園に通う3歳になる男の子の母親です。仕事があるため、活動を他のスタッフに任 せることが多いのですが、サロンに参加した時は、行政の子育て支援制度の動きについて、他のスタッフや参加者たちと盛り上がることも多いとのこと。

なごみカフェ1
なごみカフェで子育てについて情報交換
 

「なごみカフェを作ったきっかけは、育休が終わり息子を保育園に入れようと思った時に、入れなかったこと。行政の制度や現状についてオープンになっ ている情報はわずかで、知りたい情報を安易に得られないことがわかりました。そんな時情報をくれたのは同じ経験をしたママ友でした。流入の多い長泉町では 同年代の子どもを持つ知り合いがいない方もいるため、親たちが気軽に集まって様々な情報を交換できる場が必要であると感じました。スタッフは子育て真っ最 中ながら、熱意とホスピタリティを持った方ばかり。みんなの力で地域の親たちの生の声を行政に届けられるように活動を継続させていきたい」と語ります。

『なごみフェス!』と称して、町内の各幼稚園有志のグループによるハンドメイド品の販売、地域の子育てサークルの出展、町内の飲食店のケータリング 販売等をするマルシェを主催します。第2回を今年2月に開催し、入園前に必要な情報を提供するのと共に、幼稚園児を持つ親たちにとっても結束を高める場と なることを期待しつつ、地域で子育てできることを目指しています。

取材:長島はるみ(NPO法人 あざれあ交流会議理事)