ピックアップ!

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  • スゴ母列伝
    280.4/ホリ
    堀越英美 大和書房 2020年
    岡本かの子(岡本太郎の母)、マリー・キュリー、青山千世(山川菊栄の母)など自分を貫いて独特な育児をする「スゴ母」たちのエピソードを紹介。
    育児の参考にはならなくても、自分を手放さない彼女たちの姿は、正しい母親像なんてないことを教えてくれます。
  • 90gfe
    GF/E
    クロード・K・デュボア 汐文社 2020年
    ステファニーは、自分のことをかわいくないと思っています。でも、パパはかわいいと言ってくれます。パパだから言ってくれるんだと、信じる事が出来ません。
    以前、パパは教えてくれました。本当の美しさを自分で見つけた時こそ、かわいいんだって。
    自分を認めることは 自信になります。
  • 90comic
    726.1/トリ
    鳥飼茜 講談社 2014年~2017年
    高校教師の美鈴と友人の婚約者早藤との関係は、教え子である新妻の存在で、被害者と加害者から徐々に変化していきます。美鈴は、新妻と関わるなかで、性と生、心と身体について、互いに向き合い、自分とは何かを考えます。
    2巻を読んだ後の、巻末の萩尾望都氏の寄稿は、ジェンダーの核心を突いていて、グッときます。
  • 90d
    324.8/イド
    井戸まさえ 集英社 2016年
    無戸籍の人がいるという事実を、どれだけの人が知っているのでしょうか?
    基本的に国民は、戸籍に登録し管理されています。無戸籍の原因として、120年前に制定された民法772条が関係しています。この民法772条に翻弄された著者が、無戸籍の人たちを助けるべく奮闘します。
  • 90c
    324.6/スギ
    杉浦郁子・野宮亜紀 他共著 緑風出版 2016年
    法律婚だけでなく、事実婚や同性婚など、法律婚が出来ない・しない結婚の形としてのパートナーシップが多様化しているといいます。
    本書では、海外のパートナーシップ制度を紹介し、法的保護の問題と絡めて、今後のパートナーシップを考えていきます。
  • 90b
    324.6/サカ
    榊原富士子、池田清貴 岩波書店 2017年
    離婚に伴う子どもの親権争いは、よく聞く話です。
    その親権争いが増加傾向にあり、要因の1つに子どもへの虐待があります。虐待を親権にすり替えた時、子どもの救助は難しくなります。親権が壁になってしまいます。その壁を壊す方法を考えます。
  • 90a
    323.1/ゴド
    ベアテ・シロタ・ゴードン 晶文社 2006年
    日本国憲法第24条「女性の権利」の草案を書いた女性として有名なベアテさん。当時22歳だった彼女が、なぜ日本国憲法の草案づくりに携わり、「女性の権利」を担当することになったのか。そして、どんな思いで執筆したのか。
    ベアテさんの日本への熱い思いを感じ取ることができます。
  • 89comic
    726.1/オザ
    おざわゆき 講談社 2016年~
    ベテラン作家の幸田まり子は、家に居場所がないことを感じて家出を決行!ネットカフェでの寝泊まり、憧れの人との再会、ウェブマガジンの立ち上げなど、80歳のヒロインのバイタリティから目が離せません。孤独死や認知症など、高齢者ゆえの不安も丁寧に描かれている作品です。
  • 89gfe
    GF/E
    ラケル・ディアス・レゲーラ 汐文社 2020年
    パイロット、作家、バイオリニスト、それぞれに夢がある3人の女の子。ところが、悪の軍団「ソレハムリ」のせいで、自分でも気づかないうちにあきらめてしまい・・・。ふとしたきっかけで大切なことに気づいた彼女たち。誰もがきれいなつばさを持っていることを忘れずにいたいですね。
  • 89book4
    K210.7/クォ
    クォン・ユンドク∥絵・文 ころから 2018年
    日本を悪者としてではなく、普遍的な戦争と性暴力の問題を描きたいと苦心した作者。韓国伝統美術の技法を用いて、モデルとなった慰安婦被害者が好きだった花をモチーフにした美しい絵本が出来上がりました。「日・中・韓 平和絵本」プロジェクトの中の1冊、子どもから読むことができます。
  • 89book3
    213.7/ヤマ
    山崎洋子 亜紀書房 2019年
    戦後、日本人女性と占領軍兵士の間に生まれた子どもたちは、どんな運命を辿ったのでしょうか。根岸外国人墓地、特殊慰安施設協会、エリザベス・サンダース・ホームなど、敗戦直後から現在の横浜を舞台に歴史の裏側を浮き彫りにします。前作から20年を経て完結した作品です。
  • 89book2
    210.7/コヤ
    小柳ちひろ 文藝春秋 2019年
    従軍看護婦、電話交換手、民間人・・・。1000人近い日本人女性が、戦後シベリアに捕虜として抑留されていたことを知っていますか?数年後に帰国できた彼女たちが、70年以上の沈黙を破って、収容所の生活や強制労働、仲間の死などを初めて証言します。埋もれていた歴史を伝えるノンフィクションです。